内容
大塚食品で働く男性が、滋賀県湖南市にある同社の工場で「エネルゲンパウダー」「ポカリスウェットパウダー」などの粉末食品の包装に使用されていた非食品用ポリ袋から異物が検出されたことを公益通報した後、不適切な扱いを受け、うつ病を発症し、220万円の慰謝料など損害賠償を求めて大津地裁に提訴した。
2021年、社内調査で異物混入の原因が非食品用ポリ袋の使用にあることが判明。しかし、会社は製品リコールなど適切な対応をせず、問題が公になった後も、工場内での周知や再発防止策が徹底されず、職員への処分も行われなかった。
男性は2022年11月に内部通報したが、2023年4月に別部署への異動を命じられ、軟禁状態での勤務や社内システムへのアクセス制限などを受けた。その結果、うつ病を発症し、休職を余儀なくされた。
会見で原告の男性は「公益通報に対する報復をせず、問題に真摯に向き合うよう会社に求めている」と述べた。公益通報者保護法を信じて行動したが、会社からの結果は人事異動だったとも語り、労働組合の支援を受けても会社は状況の改善を拒んだという。男性は会社に対し、内部通報や公益通報に対して報復せず、守るべきだと訴えている。
大塚食品の工場で『ポカリ粉末』入れた袋に異物混入を指摘の社員…公益通報後に異動命じられ“うつ病”を発症『1人部署』や『軟禁状態』で勤務 会社側に慰謝料など求め提訴 大津地裁 - ライブドアニュース大塚食品の工場で、ポカリ粉末を入れた袋から異物混入が指摘された件。社員が公益通報した後に異動を命じられたなどとして、会社を提訴した。「軟禁状態」での勤務を強いられうつ病を発症したなどとしている
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感想
この出来事は、会社がどれだけ社会に対して責任を持って行動するべきか、そして正しいことを行うための倫理がいかに大切かを教えてくれます。公益通報者保護法があるのは、正しい行動を支え、私たちの社会をより良く、安全な場所にするためです。会社は、問題が起きた時にそれをきちんと解決し、勇気を持って声を上げた人を守ることで、私たちみんなに対して信頼と責任感を示すことができます。このようなケースは、会社がもっと良くなるために何を改善すべきか、そして声を上げる人たちをどう支えるかを考えさせてくれます。
個人的に大塚食品のボンカレー、ビタミン炭酸マッチが大好きなので、頑張ってほしいと思います。
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